GI長野 日本酒
GI長野 日本酒について
GIとは「Geographical Indication」の略称で「地理的表示」のこと。産地ならではの特性が確立された商品だけが、その産地名を独占的に名乗ることができる制度です。
2021年6月30日に、日本酒の地理的表示(GI認証)の10例目として、「長野」が指定されました。
長野県には、2002(平成14)年から20年続く「長野県原産地呼称管理制度」という日本酒の原産地を保証する制度があります。長野県の日本酒は、この考え方を踏襲しながら「GI長野 日本酒」へと移行していきます。
認定品に表示される信頼のマーク
長野県内で収穫された一定の品質以上の米と、長野県内で採取された水を用い、精米から醸造、瓶詰まで全ての工程を県内で行うことを生産基準とするとともに、厳しい官能審査をクリアした日本酒には、GI長野認定シールが貼られています。長野県の日本酒をご購入の際には、ぜひ参考にしてください。
日本酒・ワイン共通
認定マーク
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日本酒
認定マーク
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GI長野 日本酒認定リスト
GI長野 日本酒認定基準
基準の対象
- 長野県で収穫された玄米を、県内で精米したものを原料とし、長野県内で採取された水を使い、醸造から瓶詰、出荷までのすべての工程を長野県内で行なった清酒とする。なお米の品種は問わない。
米
- 長野県で生産された米を100%使用すること
水
- 長野県内で採水されていること
醸造地
- 精米から、発酵、貯蔵、瓶詰、出荷までの一切が長野県内で行われていること。
書類審査
- 申請書類を審査し、基準に合致した生産が行われていること
官能審査
- 香り、味、バランス、総合の4項目について、別に定める官能審査に合格すること
認定部門
日本酒には以下の三つの部門があり、部門別に審査をしています
(1) | 大吟醸酒・純米大吟醸酒の部門 |
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(2) | 吟醸酒・純米吟醸酒の部門 |
(3) | その他の部門(純米酒、本醸造酒および、いわゆるレギュラー酒) ※レギュラー酒の原料、製法に関してはこちらをご参照ください。 |
※その他、日本酒委員会で認めた品種であること。 加工用米については、産地及び品種が特定できないので、対象外とする。